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設計案を採択しました

採択案:金田圭二さん+河島麻子さん
【金田圭二建築設計事務所(大阪府)】

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なぜ今回上記の案を採用するに至ったかをご説明いたします。
本当に迷いました。ここ数日の間にも、採択案が、二転三転いたしました。
紆余曲折がありましたが、そこは省略いたしまして、
なぜ最終的な結論についてまとめたいと思います。

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★そもそもなぜハウスコでコンペをしたのか
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カヤックの理念を示すキーワードのひとつに、「何をするか?よりも誰とするか?」
というものがあります。ここからもおわかりいただけるように、本来であれば、
コンペをするのではなく、建築家の実績やプロフィールを見て、実際にお会いして、
フィーリングを確かめた上でこの人に頼もうと決めるのがカヤックらしい方法論と
言えます。しかしながら、「ハウスコ」というコンペサイトを自ら運営していることも
あり、今回はあえて、コンペという方法論でやってみようということになりました。
サイト上でコンペの過程そのものを公開しイベントにしてしまおうと。僕ら自身が
気づいていないような、僕らの特徴を引き出してもらえることも期待して、
挑戦してみたいと考えました。また、こちらが情報をオープンにすることで、
ある程度「何をするか?よりも誰とするか?」に共感してくれた人が参加してくれてる
だろうという期待もありました。結果、そこは思ったとおりでした。建築家の皆さんは
基本、つくるのが好きな方ばかりだと感じました。どの方と組んでもこちらの思いを
受け止めてくれるだろうと思いました。

そして、コンペをすることにより、そのプロセス自体をしっかりと外にアピールし、
その結果生まれたお店にも注目を集められるものにしたい、媒体などにも
取り上げられるようなお店にしたいという目的も、コンペ開催の主旨のひとつとして
ありました(現調会時に、そこはお伝えしたとおりですが)。すなわち単なる
リノベーションではなく、販促効果もあるものにしたいと考えていました。なので、
ある程度のインパクトも期待していました。その一方で、「場としてはフラットに
したい」という矛盾した難題を押し付けてしまったことも事実です。

ただ、注文住宅というジャンルは、済み心地の良さという万人共通の普遍性と、
建築家の個性という相反する要素の常にバランスを見ながら提案されるものだと
思いましたので、その難題に答えてくれるだろうとの期待もありました。
そういった意味で今回採択した案は、人口芝を室外だけにとどまらず室内にも
全面に敷くという部分で、ある種の“振り切り感”はありつつも、場に作家性が強く
色づくものではなく、フラットな場になりそうな印象を受けました。ですので、
うまくマッチすればギャラリーとしては他に類をみない、面白い空間がつくれるのでは
ないかと思いました。そしてオフィスも面白いクリエイティブな空間ができ上がり
そうだと感じました。
ただし、最大のポイントでもありつつ、最大の懸念事項でもあるのが人口芝です。
質感や色等がチープなものだと台無しになりますので、そこはこだわりたいと思います。
万が一、納得するようなものがない場合は、それに変わる案を考える必要があるとも
考えています。

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★コストについて
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まず、僕らのほうから、1200万円という予算を条件として提示いたしました。が、
上記の主旨である販促効果を考えた時に、案次第では、ある程度バッファがある
というのが正直なところでもありました。それは途中でお伝えしたのですが、
そこの部分を固定として考えて設計案を出された方、1200万円という予算を意識せず
出された方がいたように思います。ただ、そもそも1200万円の案と2000万円の案では
異なるはずで、それを一緒に比べていいのか?という問題もありました。それゆえ、
皆さんに共通する質問として「お出しいただいた案がコスト的に1200万円で十分に
おさまるイメージで考えられたのか、そこはあまり意識してない案なのか、
超えるとしたらどれぐらいのイメージなのか」をお聞きしました。

予算に対する考え方を、こちらとしてはもう少ししっかりアナウンスをするべきだった
と反省しています。ただ、一方で、この段階で出る見積もりはあくまで、ざっくりとした
レベルだということは十分にわかってますので、今回、提出案を比較するにあたって、
コスト面はあまり比較ポイントとして考えないことにいたしました。そこは相談の上
考えて行きたいと思います。

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★ART-Meterのコンセプトについて
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単なるギャラリーではなく、雑貨感覚であるということ、新しい売り方であるということ。
とにかく数を多く見せるということ。
この部分の主旨を理解していただいていて、感謝いたします。

つまり、従来のギャラリーと違うところで、入った瞬間にそれが伝わることが
ポイントとなります。。それをどうやって空間で演出するか、展示方法で演出するか、
という視点で見ました。そういう意味では、コンビニスタイルや本屋のようなスタイル、
市場のようにぎっしりと飾る、テントの布にピンで止めるなど、従来のギャラリーには
ない展示方法をご提案いただき、どれも面白く迷いました。ただ金額そのものは
雑貨感覚なのですが、金額以上に絵の質が高くみえる工夫を展示方法なりで
どうにかしないと、実際に「売る」というところまでつながっていかないと考えます。

何人かがおっしゃってましたが、おっしゃるとおり、「測り売り」という手法は
このサイトの本質ではなく、キャッチなコピーでサイトとしての知名度をあげて、
価格の明朗性をあげて、結果ひとりでも買う人を増やす。そして買う人を増やせば、
絵の応募も増える、という好循環を生み出すために付けた仕組みでした。なので
そこにこだわりすぎる必要はないと思います。ただ、現時点では、こだわった什器や
何かシンボリックなものが欲しいのも事実で、そこは今回採択した案にはなかったので
考えていく必要はあると考えています。

このように考えた時に、とにかく売るという流れをつくることが好循環につながることは
間違いありません。雑貨感覚で売るにしても、集まる絵の質を実際の質以上に高く見せる
方法が必要だと考えます。また、場としてのレベルが高くないと、良い画家も参加して
こないだろうという部分での感覚的な判断もありました。

という中で、絵を展示するということについては、一生懸命考えていただきまして
ありがとうございました。
ただ、どうやったら売れるか?という部分は、今後さらに考えていく
必要があると思っています。

今回採用した金田圭二さん+河島麻子さんの案は、絵の展示方法部分(パネルとバー)は
今後、素材や具体的な展示方法などを詰めていく必要があります。しかしそこは、
ある程度しっかりとした格の高い見せ方にしつつも、床を前面芝生にするということで、
床の素材感そのものが、うまく雑貨感覚というイメージにつながっていくのではないか
とバランスがいい案だと考えました。結局、絵がたくさん置いてないと絵のショップ
として認識されない。でも、ただ置いてあるだけでは雑貨感覚で気軽に入りたいと
思えるという印象を出せない。でも出しすぎても、絵が良いものに見えない。
画家のレベルがあがらない。という矛盾した中でいかにバランスをとるかが
ポイントになると考えています。

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★ART-Meter店内の、可動式という提案について
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可動式の提案は、複数の方からいただきました。
固定がいいのか可動式がいいのか迷いました。イベントなどに頻繁に使う可能性が
あれば、確かに可動式の方がいいのですが、そこまであるか?というと
もしかしたらないかもいれないからです。
可動式にすることによってコストもあがるでしょうし、そこまで可動して使わない
のであれば、あまり意味がないとも考えました。ですが、現在のギャラリースペースを
今回のタイミングでなくします。社員の研修やパーティなどに使っていましたので、
あったらあったでいいかもしれないということになりました。そんな中、可動パネルの
素材そのものは今後の打ち合わせでどうにでもなるとしても、パネルの向きを変えられる
(これが結構重要でした。縦向きだと外から絵のお店とひと目でわからない可能性がありますから)提案と、パネルとバーの組み合わせの面白さから、金田圭二さん+河島麻子さんの案を採択させていただきました。


★CUPPYオフィスについて
こちらは、現調会でもお伝えしたように、ART-Meterのお店の方に力を入れたい
と伝えましたので、シンプルな提案が多かったように思います。そんな中、
「そうはいってもオフィスも重要だよね」と公開プレゼン時に熱い意見もいただき、
改めてそうだよなぁと気づかされるとともに、本来であればこれって2つの案を
提案してくれといっているようなもので、ある意味、建築家の方には負荷が
高すぎたなぁ、と申し訳なくも思いました。ワークスペースとしての面白い提案を
いただいた方は他にもいらっしゃいましたが、金田圭二さん+河島麻子さんからいただいた
「Play lot Office」というコンセプトはCUPPYという会社にあったコンセプトであり、
レイアウトは今後調整していく必要があるものの、こちらからの要望を取り込んで
いただいたりしながら、楽しくいじれそうな気がしました。

★その他
今後慎重に考えたいのは、外から見て、絵のお店とひと目で伝わるか?
(奥まっているので、照明が適切じゃないと見えない?)
入りやすい店にできるか?開放感が出せるか?、
パネル部分の表示方法、ストック部分の検討。
さらには、上記でも書きましたが、測り売りという視点でのシンボリックな什器は
やっぱり1点でもいいから、欲しいのでそこをどうするか?
といったところを考えていきたいと思います。

最後に、全部の案についてコメントを書きます。
書いた方がいいのか書かない方がいいのか迷いましたが、参加していただいたことが
少しでも無駄にならないよう公開することにいたしました。

他にも僕らができることがあればお申し付けください。的外れな点、失礼な点など
ありましたら、ご容赦ください。真剣に考えてご提案いただきましたことに
改めて、心より感謝申し上げます。


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http://www.houseco.jp/project/?_action=ViewProject&id=331

★山下達朗さん
影のないギャラリーというコンセプトは面白く思いました。しかしながら、
そのコンセプトとART-Meterというサービスのコンセプトとの関係性をあまり
感じとることができませんでした。
また、如何せん提案資料の中にも書かれていましたが、「時間がなかったため、
つめられてない点が多々ある」ということで、そういう意味で判断が難しかった
というのが正直なところです。

★伊藤朱子さん
細部までよく考えていただいたと思います。アクリルでの測り売りの什器の提案もあり、
マグネットとルーバーというバランスの良い展示方法で、内装もシンプルではありますが
使い勝手がよく、使いやすく利用し続けられるのではないかという女性陣の声も
多かったです。コールテン鋼という素材は見たことがなかったため、実際のファサード
にしたとき、どのような感じになるのかイメージは沸かなかったため、よい感じに
なるのかという不安が残りました。2階の事務所もカウンターキッチンになるのも良かったですし、
ガラスで階段をくぎることで冷暖房効率の問題も考えられていると思いました。


★杉浦利彦さん
この案もすごく細部までよく考えていただいたと思います。「梱包くん」という
ネーミングもチャーミングです。この案も可動式という意味ではよく考えられていました。
外のウッドデッキスペースもこのようにしたら近所の人が入って、くつろぐだろうなと
思ったのですが、ウッドデッキに出す絵のメンテナンスが難しいのと、この概観の
ウッディなテイストがART-Meterのショップの印象を決定付けてしまい、ニュアンスが
異なるかなと思いました。


★大塚浩子さん
実際の模型を作っていただき、資料からだけではわからなかったことが模型で伝わりました。
外の駐車上部分を、壁ひとつ設けることで見えなくしてしまうという唯一の提案でした。
入り口を入るとテラスのような空間があるというのは素敵に思いました。
外から中に続く長い真ん中の空間はギャラリーっぽいイメージがわきましたが、ただ、
ART-Meterとしてのコンセプト部分での論理性がないことと、やはり外からの入りやすさ、
開放感という意味では若干不安に思いました。


★伊藤麻理さん 菊地裕さん
実際に模型を作っていただきました。インデックスウォールという考え方は、
面白いと思いました。紙の資料だけを見ていた時は、運用方法が難しそうだと
思っていたのですが、実際のプレゼンを聞いて、そのあたりはちゃんとしっかりと
運用ができることを前提に考えられているのがわかりました。リアルな空間だからこそ
展示件数が限られている中、あえて、インデックスで全部を表示し、それをキーにして
実際の絵をスライドで出すという案は、オリジナリティがありましたし、デジタルと
アナログの融合的な案という意味で魅力的でした。が、直感的には、絵のお店として
ダイレクトに伝わらないのではないかと思いましたし、カーテンが出てきたロジックが
わかりませんでした。プレゼン時に何をやってもかっこよくおしゃれになると
おしゃっていたので、その感覚は信頼できると思いましたが、カーテンがメインになる以上
その実際の素材感やその意味(ストーリー性が)どうしても気になりました。
外まで続くグリッドの地下の照明案はきれいになるだろうなと思いました。


★長沼幸充さん 坂下理さん
実際に模型を作っていただきました。ART-Meterをよく見てコンセプトを理解
していただいてたと思います。画家レベルごとに隙間なく並べた作品を見るというのは
当初からやりたかったことです。細部まで考えられた案だったと思うのですが、
メッシュの金属パネル壁にかけた絵がどうしても安っぽくみえすぎないのかという点と
2Fの事務所の床下収納という案は結局のところ使われなくなるだろうという気がしました。
外部のサインのところにART-Meterの説明があるというのはこの案だけだった気がします。
最終的には本当は、そんなことを意識しなくても名もない誰かが書いた絵を気に入って
買ってくれるような人がひとりでも増えるようなお店にしたいとは思うのですが、
現時点ではそこまで絵が生活になじみがないので、測り売りという手法を説明して
そこに興味をもってもらうことで絵に親しませる必要があるとは考えています。ただ
その説明もくどすぎるとバランスを欠きますので、そこが難しいところです。


★稲員尚志さん
実際に模型を作っていただきました。本屋のように絵を売るという考え方。保管エリア
なしで本屋のストックのように売るという考え方、コーナーごとで整理はしやすく
視点としては面白いと思いました。細部までやはりよく考えていただいてることが
伝わってきました。特に、エアコンについての具体的提案はもっともかかれており、
確かにその通りだと感じました。
また、前の駐車場のスペースをイベントスペースとして地域に開放するというのは
いい案だと思いました。ただイベントスペースの場合、企画性が重要なので、お店の
運用スキームにそれを入れられるかがポイントになると思います。


★倉本剛さん
建物にギャラリーを挿入するという考え方は、なぜ挿入するのかという論理的な理由が
ART-Meterのコンセプトとのリンクはないものの、コスト面や、外観をカバーするものと
してはアリだと思いました。空間を測るという考え方も確かにアリです。
実際に飾ったところが想像がつかないというお客様の声も多いからです。そういう
空間がひとつあってもいいと思いましたが、その空間の連続にしてしまうと
他のインテリアに目がいってしまい何屋さんかわからなくなり、ART-meterの感覚として
絵を数多くびっしりならべる雑貨感覚というのが実現できなくなるような気がしました。
教室のような会社というのはまさに的を得ています。


★相川幸介さん
カウンターを真ん中にもってくるその理由を、そのカウンター内の店員の動きを見せる
ことで、店としての活気を出すため、たとえば、梱包の作業そのものもショー的に
見せても美しいからだと、公開プレゼン時にお伺いしました。でもよくよく考えると、
この案は、絵をどうやって売るかという問いかけにも直結していて、コンシュルジュ的に
接客重視で売る店とするのであれば、このカウンターはありだと思いました。つまり
うちの姿勢がそうであれば、このカウンター案は魅力的です。ただ、、基本的には
自分で掘り出しものを選んでもらいたいというのがART-Meterの売り方としての提案
です。そこをお店でも出したいと思いました。ですが、ふたをあけてみたら、自由が丘
という街柄もありますし、結局は、接客重視でおしゃべりしながら、ついついたくさん
絵を買っていってしまうというお客さんが優良顧客になってしまうということは
あるかもしれません。なぜならほとんどの画廊が数人のパトロンによって
支えられているというのが画廊の実情だと聞いたことがあるからです。


★三澤栄正さん
真ん中に作業台と会議室をもってくるという案は面白く思いました。
さらにファサード部分で、毎月看板の絵を画家に書いてもらうという案はよいと
思いました。カヤックのトップページ http: //www.kayac.com/ も見ていただくと
わかるように切り替わるようになっています。実際4月にART-Meterのサイト自体も
リニューアルします。そこが毎日トップのメイン画像が切り替わるようになる予定です。
外の看板に出すかどうかは別として、何らかそういう仕掛けは考えたいと思っていました。
また2Fのバルコニーの和の提案は面白いと思いました。


★須賀進さん 須賀温さん
部屋の中を探索した感じが伝わるように3D動画でプレゼンをしていただきました。
確かに鉄板を内から外につなげるように出すという案は、インパクトがあると思います。
またそれによって、絵を飾れるスペースが壁としては多くできます。が、
採用には至りませんでした。なぜかというと答えようがないのですが、端的に言うと
イメージが沸かなかったということなのかもしれません。

★早川慶太さん
模型を作っていただきました。また、公開プレゼンのPowerpointはもっとも
作り込まれており、感動しました。デザイン的にも非常に面白かったと思います。
この独自のアクリルフレームに絵を入れた状態は、絵が実際の質以上によく見えると
感じました。また、アートパークというコンセプトによって、提案したこの案は、
ちょっと奥まったショップに誘導するために外から自然につながっており、ここは
良い部分だと思いました。ですが絵の展示件数、メンテナンスなどがネックになりました。
プレゼン時の最後の絵の裏も見せてしまうという案は、今後のART-Meterの応募時の
ルールに新たに加わるものであり、本来良い案とはサービスの質そのものも変えてしまう
ものだと思ってますし、いい案だと思いました。すなわち、インターネット上で
実現してることをリアル店舗でも試みるという、新しい売り方としての可能性を
感じました。たとえば、この売り方に挑戦するなら裏と表を簡単に回転して
その場で見えるようなフレームであれば、もっと面白いですよね。

★稲垣晴久さん
内外を貫くブリッジという案は、きっと作ったら綺麗になるだろうなというのは
想像つきました。ただ、やはりART-Meterらしいギャラリーという意味では決め手に
欠けていました。多目的スペースとして、地域に開放する案は、稲員さんの案にも
ありましたが、いい案だと思います。2Fのカフェスタイルは良い案だと思いました。


★平山俊さん
模型を作っていただきました。実は最後まで迷った案のひとつです。模型も1Fの床が
板のパターンとモルタルのパターンと2種類作っていただき、きっといいものを作る上で
何度も作りなおすというのは重要なことで、きっと今後も何度も思考錯誤をしながら、
最終的には出た案とまったく違うものになることは想像がつき、それはカヤックとしても
望むところでした。模型で見たような可動パネルの透けてる感が出せるのであれば、
空間的にもかなりかっこよくなると思います。2Fのオフィス案のラウンジのあるオフィス
というのも、しっかりとした特徴があり、面白く感じました。壁にコルクをつけてぺたぺた張るというアイデアも、面白いです。


★平山裕資さん
最後まで迷った案のひとつです。ART-Meterのコンセプトをよく理解していただいて、
論理的には非常に優れた案だったと思います。ART- Meterへの熱いエールも、かなり
心に響きました。スクエアメータ君は案の中には出てきませんでしたが、ART-Meterの
最終系としてのコンビニスタイルというのは正しい考え方だと思います。ただ、実際、
絵が本当に身近になる前の今の段階では、「測り売り」というキャッチで人に伝わって
いきやすいアイデアが必要だと感じているように、お店としてふりきりたいと思った時、微妙な感覚の違いがありました。プレゼン時の最後に話した、円形の可動案は面白いと
思いました。


★大嶋こうじさん
プレゼン時におっしゃってましたが、参加していただいた方の中では、最年配でした。
そういった方に興味をもって参加してくれたことに感動しますし、
感謝の気持ちでいっぱいです。
外観の案としてはかなりユニークでしたが、アート空間というものを意識しすぎると
そのお店としての面構えをデザインした人のセンスにかなりその場が左右されてしまう
ので、そこが心配でした。新作を見せる空間、スライドショーをつかった商談コーナー
など面白いと思いました。アロマの提案はなるほどと思いました。
絵画展示パネルもこれは現実的な案だと感じます。


★大嶋義樹さん
公開プレゼン時に思いが伝わってきましたが、ART-meterのコンセプトをよく理解して
いただいてたと思います。絵を日常品としてとらえたい。いずれは無造作に置かれた絵
を誰もが買っていくようにしたい。そういう意味では面白い展示方法だと思いました。
ただ、場としてはもう1歩格を上げることでいい絵の持込も促進したいとした中、
不安が残りました。オフィスのアーチは独創性がありました。ここまでやりきるのも
アリかと思いましたが、そこまでの勇気はありませんでした。提出資料時にはなく、
公開プレゼン時に見せていただいた、ファサード部分はいじらず、テントでもあり
サインでもあり夜照明で浮かび上がるようなものを置くという案は、面白いと思いました。
意外とこれで十分目立つものになるんだろうなという意図は伝わってきています。


★最後に。
今回コンペを施主という立場で開催してみて、コンペというものについて思うところが
多々あります、そこは一度整理して出したいと思います。場合によってはハウスコの
コンペのあり方も問いたいと思います。どうぞ皆様もどんなご意見でも結構ですので
お待ちしております。




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